| 黒vs青 2007ジャパンラグビートップリーグ開幕戦は白星ならず |
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南アフリカの優勝で幕を閉じたワールドカップ2007フランス大会。連動して今期のトップリーグは例年より約二ヶ月近く開始時期を遅くしての開幕となった。
10月26日(金)東芝vsサントリー戦が今期トップリーグ開幕試合。一夜明けた10月27日、今日がBBBの開幕戦。朝から激しい雨が降り続く。東京・秩父宮ラグビー場は台風接近の影響もあり暴風雨状態。BBBテント設営を試みるも吹き飛ばされ断念。急遽屋内に受付を設置した。この様な状況での開幕戦はリコーブラックラムズ(以下リコー)との戦い。今日の試合を皮切りに2月3日の神戸製鋼戦まで全13試合が予定されている。
「最初が大事」と北城さん・大歳さんから檄を飛ばしていただいた10月12日の壮行会。その言葉通りに、第1クォーター最初の4試合(リコー・サントリー・トヨタ・三洋電機)の戦いぶりがクォーターエンドの結果を占う。
今年からアシスタントコーチ兼広報を担当する山田晋司は昨シーズンまで熱いプレーでBBBファンを魅了してきた。山田自身サポーターからの熱い声援こそが選手にとって最大の勇気になることを肌身で知る一人。初の試みとなる対戦相手リコーと協力しての共同ポスターの製作等、今年からは立場が変わるも開幕戦に照準をあてて早々から集客作戦を実行。両チームの名称に色(Big Blue, Ricoh Black Rams)が含まれている事から、それらを前面に押し出し、サポーターも一体となり競い合おうとのコンセプトのもと黒と青の共同ポスターが完成した。共同ポスターは9月頃から社内外で貼られアピールを開始した。
家から一歩も出たくない様な悪天候で、場所によっては電車もストップするなど集客が余り期待できない状況。にもかかわらず試合開始1時間以上前から続々とサポーターがBBB受付ブースを訪れてくれる。そしていつの間にかメインスタンドの屋根がある部分はぎっしりと黒以上に青に染まった。
19時待ちに待ったキックオフ。
風下からFB高が蹴り込んだボールにBBBのFW陣が殺到。出足は鋭い。風上のリコーは相手SOのキック一本でBBBは自陣ゴール前に何度も迫ってくる。自陣ゴール前5mでの防御が続く。去年までだと簡単に割られていたディフェンスは今年は違う。大松と重見の両CTBのタックルは出足鋭く突き刺さり相手にゲインラインを突破させない。ラックサイドのディフェンスも穴がない。見ていて気持ちいい程に鋭いタックルで相手の攻撃を止め続ける。必死に防ぐも10分、24分にBBB陣で反則を犯し、ペナルティーゴールを決められ0対6。
BBBはなかなか敵陣での攻撃が続かない。
27分久々に敵陣に攻め入る。30分ハーフウェイラインあたりでリコーが反則。50m近い距離をFB高がペナルティーゴールを狙う。ボールは風に押し戻されゴール成功ならず。ボールもグランドも雨で滑る。いつものようなオープン攻撃は出来ず、両チームともに攻撃はキックを起点にしてチャンスを窺う戦法。
35分からの前半残り5分。自陣ゴール前でリコーの猛攻が続く。短いパスを繋いで縦に縦に仕掛けてくる。見ていてハラハラするもBBB防御網は壊れない。耐え凌いで前半はそのまま0対6の6点差で終了。後半風上に位置するBBBの奮起を期待する。 |
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19時53分リコーのキックオフで後半開始。
先制点を期待するも、10分自陣ゴール前22m付近、攻守の要の一人SO阪元が不当なプレーで10分間の退場を命じられる。そのペナルティーゴールを決められ0対9。10分間一人少ない14人での不利な戦いを余儀なくされるも一人一人の気持ちで耐える。点数動かぬままSO阪元が復帰。そして25分、敵陣で攻め続けるBBBにリコーが反則。FB高がペナルティーゴールを決めて3対9の6点差とする。1トライ1ゴールが決まれば逆転できる点差となった。BBBは何度かSO阪元からハイパントから攻撃を仕掛けるが、意図は伝わるものの、そのプレーに対して回りの反応が弱く有効な攻撃とはならなかった。
ラインアウトもマイボールすら確保するのが困難な状況。ペナルティーキックからゴール前ラインアウト、ラインアウトで確保したボールをモールで押し込みトライを窺うパターンはBBBのトライパターンの一つ。 だが、BBBのトライに繋がるプロセスはリコーにうまく遮断されている。選手交代で反撃の糸口つかもうとするも決定的なチャンスを得られないまま試合は終了した。 |
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ピンチでの対応は素晴らしく、次節以降の戦いに期待がもてる。しかし、欲を言うとピンチをチャンスに変えるだけの凄みが欲しかった。またいくつかのチャンスをミスで失ったことはいただけない。チャンスに敏感になり、それを得点に結びつけるだけの集中力を15人全員が持ち、勝利を手に入れてもらいたい。
この天候にもかかわらず観戦いただいたBBBサポーターへの唯一のお返しは、7点差以内の敗戦に与えられる勝点1。次週は、開幕戦で東芝を撃破したサントリーとの対戦。今日の試合で見せてくれたノートライに抑えたディフェンスとゴール前での我慢のプレーで、トップチームに 一泡吹かせてもらいたい。 |
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